SPEKTRUMプロポ/送信機の設定について

スペクトラムユーザで、プロポのジンバル操作に対してレンジがフルに活きていない問題にハマっている人達が多いようです

ここではその問題の解決になるかもしれない情報を共有したいと思います。少なくとも下記の手順で私の友人の状況は改善しました

まず最初に必ずプロポのキャリブレーションを行ってください

これはある程度、上のグレードのプロポにおいては同じだと思います

私のFrSky Taranisもキャリブレーションをする前はいくつかのスライダーのコントロールのレンジがフルに出ていませんでした

それでしばらくスライダーによる音量調整ができなくてハマりました?

次にFCを使っている場合にCleanFlight/BetaFlight/KISS FC上で行う設定

各FCの設定アプリにレシーバーの状態を表示する画面があると思います

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この画面でジンバルがセンター位置にある時はRoll/Pitch/Yaw/Throttleが1500、下もしくは左の場合に1000、上もしくは右の場合に2000になるようにプロポ側の設定をする必要があります。設定項目にSub Trimとか、それらしき項目があると思います

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これはロールを最大限左に持って行った状態で1001になっていることが確認できる。実際には1000と1001の間を行き来している状態

ただし、スペクトラムの場合にはSub Trimを調整する前にやっておかないといけない設定があります

スペクトラムのプロポは、そもそも1000〜2000のレンジで電波を発信していないようです。そのため、ジンバルのスティックを最大限上下左右に持って行っても1000や2000に到達しないと思います

そこで、下記のコマンドをFCのCLIコマンドで入力することにより、レシーバーのレンジをスペクトラムが送信する範囲に合わすことができます


rxrange 0 1060 1865
rxrange 1 1045 1860
rxrange 2 1055 1862
rxrange 3 1061 1842
save

これで端が1000, 2000付近に行くようになると思います。これを行った上でSub Trimによる最終的な微調整を行ってください

友人が「速いロール・フリップができない」という事で原因を追って行ったところ、これに辿り着きました

そして設定後にしっかり速いロール・フリップができるようになりました?

同じような問題で困っている方がいれば是非試してみてください

ちなみに、ちょっとした小技ですが、レシーバータブに出ているドローン、FCがプロポと接続している状態であればプロポ操作で動かせると思います。ratesなども反映されていて、スティック操作に対してどのように機体が動くのか確認できるので、「こんな感じでスティックを動かせば、この速度で一回転(ロール・フリップ)するのか」なんて確認できます


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