Raceflight Oneのコンフィギュレータのローカライズをしました
既に開発チームには提出していて、リリース時には統合されると思います
現段階のRF1コンフィギュレータはかなり簡素で特に難しい言葉が含まれている訳では無いので英語版でも苦労することはないと思いますが、今後拡張されてヘルプなどの文章が追加された場合には役に立つことができるかも知れません。笑
既にBetaflightなどを使っている人達には英語的には全く問題無いと思いますが、Raceflightのコンフィギュレータはかなりユーザーフレンドリーでこれからドローンを始めたいと思っている人達にとっては素晴らしいアプリだと思います。もちろんまだまだ改善の余地はあると思いますが
自分が始めた時はBetaflightはかなり使いづらかったです。やりたい事もその都度ネットで調べないといけなかったですし、今でも新しいドローンを設定する時にやらないといけないことが多すぎると感じています
Raceflight Oneのアプリはウィザード式になっていて、流れに沿って作業するだけで設定がすぐに終わります
簡単にですが流れを説明します(2017年7月5日現在ベータ299の場合)
起動画面
これはPID設定に関わることですがレースの場合はRC Smoothingが1、フリースタイルの場合はRC Smoothingが35になります。つまり、スティック操作をどれだけ滑らかにするかに関わる値で、後からPIDの設定画面で変更できます
PIDのデフォルト設定がこれにより変わります。後からPIDの設定画面で変更できます
レシーバーを選択
VTXを選択
これはスマートオーディオを使うための設定なので使わない人は適当でいいと思います
ペラ向き設定
完了
メインメニュー
機体構成の登録が終わったら実際に設定です
フライトコントローラーの設定
これによりフライトコントローラーがマウントされている方向を把握します。上下逆だったり、横向きだったり反対向きだったり、気にする必要がありません。つまり、ビルド時にも何も考えずに都合のいいようにフライトコントローラーをマウントできるのです
BetaflightのFC Orientation、Yaw 90とか、分かりづらいですよね
レシーバー検出
電波を解析して判断してくれます
送信機設定
当然ですがバインド作業は済ませておく必要があります
ぐるぐる回すことでレンジの自動判定。スペクトラムだからrxrangeどうこう、とはおさらば!
これでチャンネルマップの登録完了
プロポ側でサブトリムどうこうとか、センターを1500に合わせて、スティックエンドを1000と2000に合わせるとか、そういう謎作業ともおさらばです
加えてレンジの設定がプロポ依存ではなくなるので、異なるレシーバーなどでも複数の機体をプロポの一つのモデルに登録できるのも嬉しい
そしてアームの設定追加。BetaflightやKISSだとアームの設定を忘れるとアームできない状態になりますよね。Betaflightの場合はスティックコマンドでもアームできますが、初心者がそんな事を知る余地なんて無いですよね
ESCアップデート
ボタン一発。私はKISSユーザーなのでこの辺りはあまり変わり無いですが、適切なファームウェアを自分でダウンロードして、とかが無いのがいいですね
Blheliは使ったことが無いのでよく分かりません
モーターキャリブレーション
モーター方向とアイドルの調整
モーターの向きを設定します
これでビルド時にモーターの配線3本がESCにどのように繋がるか、またはビルドした後に正しい回転方向に配線を直す、などの作業とおさらばです
順に回転するモーターを選択することでアプリがFCとESCの配線の組み合わせを判断します
アプリでこれが行われるのでビルド時にFCとESCのモーター制御配線がどれがどこに行くか気にする必要がなくなりました。都合のいい場所(おそらく一番近い場所)に配線できるようになったのでビルドもより綺麗になりますね
これで一通りの作業が終わり、飛ばせる状態に!!素晴らしいです
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