How to increase the Canon 7D dynamic range (Tutorial) from Luka on Vimeo.
動画の話です。英語のチュートリアルです。分かる人はこの動画みればもう十分だと思いますが、そうでない人のために(超)簡単に説明します。
撮影後にカラーコレクション(カラコレ、ポストプロセス、グレーディングなどとも言われている)する前提での話です。
一眼カメラとRED ONEカメラでは何が違うかというと撮影されたデータのコーデックです。RED ONEは映像の1コマ1コマがRAWで保存されます。それに対して7D/5Dはピクチャスタイルであらかじめ処理されたデータで保存されます。これは静止画でいえばRAWとJPEGの違いに近い。つまり、撮影後の処理(静止画でいう現像)に最適なのは撮像素子のデータをそのまま保存したRAWデータです。
このチュートリアルではその状態にもっとも近い状態にするにはどうすれば良いかを説明しています。一番分かりやすいのは0:50〜1:30辺りのくだり。最初の映像は”スタンダード”のピクチャスタイルで撮影したもの。暗い部分と明る部分がはっきり分かれていて、黒潰れ、白飛びで多くの情報が失われているのが分かります。次は”スーパーフラット”というユーザー定義のピクチャスタイルで撮影したもの。明るい部分と暗い部分のディテールがはっきりと分かるようになっています。
HDR(High Dynamic Range)を得るために大切なのはカメラから直接いい映像を撮るのではなく、より多くの情報を残すという事です。
スーパーフラットピクチャスタイルはここからダウンロードできます。
※これは、いくつかの人気ニュートラル系ピクチャスタイルの比較動画。
Canon 7D Custom Picture Styles Test from Alexandros Maragos on Vimeo.
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