今年の抱負の登っていない山10座の第一弾
御座山を選んだ理由は、山頂から360度パノラマビューが望めること、山頂に無人の山小屋があること、山小屋を使う人はあまりいない、という理由から
加えて、登山口から山頂まで2時間ちょっとで行けるためアクセスも良い。それ故に山小屋を使う人は少ないのだと思う。特に冬季は極寒の中、無人の山小屋に泊まろうと思う者なんて相当な物好きしかいないはず
そんな訳で、早くに山小屋に到着しても暇を持て余すだけなので出発はだいぶゆっくりだった。午後2時ぐらいに登り始めれば十分間に合う想定だった
しかし、登山口に到着する前に雪が深くなりすぎて車では通れなそうな感じになっていた
仕方がないので、歩き始める
しかし、10分ほどして様子がおかしいので地図を確認すると、歩いている方向が登山口ではないことに気が付く
丸の部分を拡大してみると
丸のY字の部分で左に行くべきところを右に行ってしまって、途中で車が進めなくなったところが登山口へ向かう道と勘違いしていた。本当はY字を左に行き、ヘアピン部分にある道を登山口へと向かって行くべきだった
軌道修正して、登山口へ向かう。正しい道では車の走っている形跡があり、登山口まで問題なく行けそうだった。良かった
林道に入った後は、出来上がっている轍が比較的車幅の細いもので恐らくジムニーなどの跡。TIMのフォレスターだと少しはみ出すので、度々深い雪にハマったり、ハンドルを取られたりした
TIMの車は四駆だが、タイヤはスタッドレスではなく、オールウェザータイヤ。一応雪(*)マークも付いているのでチェーン規制されても通れるようなタイヤとなっている
しかし、途中でスタックしてしまった
シャベルで雪かきをしたり、簡易チェーン(オートソックス)を巻いたりして、なんとか抜け出すことが出来たが、30分ほど時間をロス
この後は、無事に登山口に到着。最初の道間違いもあり、1時間以上遅れての出発となった
山頂までは登りのみ。割と急登が続き、一気に700mほど標高を上げる
ルート中盤の不動の滝。凍って氷瀑と化していた
山頂付近になると連続する鎖場が現れる
小屋に着く頃にはすっかり日が暮れてしまった
無人小屋の中はこんな感じ。予想はしていたが、この日は我々だけだった
ひと段落した後、山頂まで行っても暗闇で眺望は期待できそうになかったので少しゆっくりして夕飯に
TIMがエスビットとミニプレートで可愛い焼肉システム。脂が散るので土間の部分でやってもらった。笑
私くは白湯ベースの豚肉と野菜の鍋を仕込み、お互いシェアしながら食べた
夜は星空を撮影する予定だったが強風のため断念した。TIM曰く、三脚がブレてしまいうまく撮影できなさそうという事だった
お湯を沸かしナルゲンボトルに注ぎ湯たんぽとして使う。小屋の中はおそらく-5度ぐらいだったと思う。ちなみに山小屋では楽天の電波が入った。湯たんぽを抱えて寝袋にくるまりスマホを見ながら就寝
翌朝は日の出前に起きて、山頂まで歩きご来光を拝む。小屋から山頂までは3分も歩かない
山の上から見る、雲の中から浮かび上がる大きな太陽は何度見ても感動する
山頂からの景色をしばらく堪能して、小屋で荷物をまとめて下山した
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