TinyWhoop産みの親Jesse PによるInductrix FPV Plusの商品レビューです!
字幕化する時間が無いので、マトメ的な感じで
商品詳細については0:11を見て頂くとして
最初はフライトコントローラーについて
3つのフライトモードが用意されている
高度維持モード。内臓の気圧計で高度を維持する。数cm上下する事もあれば数10cm上下する事もある。いずれにせよ、スロットルコントロールを気にせず飛ばせるのは初心者にとってマイクロドローンの操縦方法を覚えるのがとても簡単になるメリットがある
アングルモード。通常のTinyWhoop(Inductrix)より遅いレートになっている。スムーズなフライトが可能で初心者にとっては操縦がしやすいであろう。しかし素早いターンや動きが要求されるレースなどには不向き
アクロモード。マニュアル操作のはずだけどこのFCに搭載されているアクロは特殊。ヨーの動きが特殊で、機体が傾いた状態でヨーを入れると、機体がそのままヨーするのではなく、機体が地面と平行に回転するような動きになる 1:48。このモードはアクロと言い難いし、アクロを学びたい人には不向き。アクロモードでスピードを出す場合は注意が必要。真っ直ぐ飛ぶ分には問題ないが、トップスピードで素早い動作をしようとするとプロップウォッシュしたり、機体がガクッと傾いたりする場合がある
ミャウモード。機体が逆さまになった場合に前ピッチ方向に回転することにより起き上がる機能。この機能は素晴らしい。欠点は前ピッチ方向でしか回転しないので場合によっては起き上がれない状況もありえる。注意が必要なのは6mm缶に換装してもミャウモードは機能しない事。6mm缶のTinyWhoopでは十分なパワーを得られず回転しない
カメラは素晴らしい。今まで見た中でもっとも軽量で2.7g弱。これを実現するために、アンテナをモノポールアンテナにしている。ただモノポールはTinyWhoopに使うには最悪のタイプ。しかし初心者にとって壊れ難いというのは大きなメリットになる。しかしモノポールはCPやダイポールと比べると性能が悪く、複数で飛ぶ場合は勧められないし他のパイロットの映像にも悪影響を及ぼす
フレーム。当然ながらInductrixより大きくなっている。良い点はモーターハウジングとダクトを繋げる支え(ストラット/Struts)がプロペラを考慮して斜めになっている事。Inductrixはモーターの回転方向が決まっているためこれが可能。ゴキブリフレームの場合はプロペラの回転方法に関係なく真下にむく形になっている。支えが斜めになっているためプロップウォッシュを軽減し、モーターのパワーも最大限に活かせる。
LEDが標準でついている
モーター線を収納する仕組みが用意されている。輪ゴムとはおさらば
サイズが大きくなった事もあって壊れやすくなっている。ストラットがモーター側の方で折れる
全体的にみて、これからマイクロドローンを始めたい人にはもってこいの商品と言える。特に高度維持モードで簡単に操縦方法を覚える事ができ、アングルモードも緩やかなレート設定のため操縦がしやすくなっている
経験者やハードコアなパイロットに向いているかどうかは分からないけど、初心者向けのマーケットには間違いなく需要があると考える
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