水中ライトの自作ハウツー

ダイソーでDIY脳を鍛えていたら良さげな商品を見つけたので早速このハックをご紹介させて頂きます。

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LEDヘッドのサイズが手元にあるCREEのパワーLEDヘッドと同じぐらいだったので100円だし、ということで買ってみたら、これが本当にドンピシャ同じサイズ。懐中電灯ってこの辺規格化されているのかな?

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左がもともと入っていた豆電球、右がCREEのパワーLEDヘッド(Cree XM-L T6 3-LED 1-Mode T6 3-LED Lamp Cap) 。これはdealextremeで$29.70 (2300円)で売ってます

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ばらすとこんな感じ。アクリルのレンズにホットグルーでCREEのLEDヘッドを取り付けます。そのまま懐中電灯のヘッドにセットして、浸水しないように外側もホットグルーで処理します。

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次に、配線処理をするために底についているバネを取り外します。これはワイヤーハンガーか何かで引っ掛けてそのまま引っ張れば外れます。懐中電灯の筐体がもろいのでプラスチックが一緒に剥がれたりするかもしれないけど(自分のはそうなりました)、構造上特に問題ないはず。

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配線処理をしてテスト点灯してみます。電源には18650型のリチウムイオン電池を2つ使い直結で繋げます。CREEのヘッドが9V〜22Vになっているから本当は3つ直結したほうがよさそうだけど、このヘッドで18650電池2つで作っているケースもあったので、とりあえず懐中電灯におさまるよう2つにしました。

電池ボックスはここ(札幌貿易 自作・作る工作用18650電池ボックス)で買えます。333円で2個入です。

ここで、懐中電灯の筐体のスイッチが使えるように底にあったバネにマイナス極をつなげて元に戻します。それから筐体のネジ付近にマイナス極用のバネ板(本来もともと入っていたヘッドと接触する)が伸びてきているので、それをさらにCREEのヘッドのマイナス極に繋げます。この板の途中に押しボタンがついていて、筐体の電源ボタンを押すと押される仕組みになってます。プラスは普通に電池ボックスとヘッドをつなげます。

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一度電池を外し、ティッシュを中につめて、耐水テストします。水中から取り出して浸水していなかったら完成です。筐体は全部ゴム質な素材でおおわれていて水が入るとするとヘッドの取付のネジ山からだと思うのだけど、簡単なテストでは問題がなかった。長時間の場合や海で深くもぐった場合はまだこれから実際に使ってみてレポートする予定です。

それと、筐体の下部にあるワッカを取り付ける穴、ここの取付にヒビが入っていたので取り外してホットグルーで埋めてしまいました。筐体の状態には個体差がありそうだけど、危険部位なので事前に処理しておいたほうがよさそうです。

最後は実際に電池も入れてみてもう一度テスト。

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使った材料

ダイソー 懐中電灯 100円
CREEパワーLEDヘッド 2300円
電池ボックス 333円
18650型電池2つ 1200円
余ってた配線
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合計 3933円

必要な工具

ホットグルーガン
ハンダ付け
ニッパー

脅威の2000ルーメン水中ライトがわずか4000円ほどで作れます。市販のものを買うとおそらく4〜5万円はするんじゃないでしょうか。

※追記:後の検証で分かりましたが、このヘッドを2000ルーメンで光らせるには電圧が足りないようです。電池を2個から4個直列に変更したところかなり光度UP!!


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コメント

“水中ライトの自作ハウツー” への2件のフィードバック

  1. 竹裕二のアバター
    竹裕二

    はじめまして
    恐れいりますが
    3時間照射出来ますか?
    よろしければ教えてください

  2. hc100のアバター
    hc100

    はじめまして。おそらく3時間はバッテリーがもたないのと、耐熱的にも厳しいですね。。。

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