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格安3Dプリンター MP Select Mini でSTLファイルを出力するまでの流れ

何度か作品を出力をしたので、出力までのプロセスを説明します

このプリンタの購入を検討している人や3Dプリンターに興味がある人の参考になれば幸いです

最初の出力はSDカードに入っていた.gcodeのファイルを、3Dプリンター本体に直接SDカードを差し込んで読み込ませる形で行いました

この方法でもいいのですが、いちいちデータをSDカード経由で出力するのは面倒なので、直接パソコンからプリンタを操作できるようにします。また、gcodeファイルの作成にも使います(gcodeについては後述)。本体付属のSDカードに2種類のソフトウェアが入っています。Repetier-HostとCuraです。どちらもフリーのソフトウェアでネットからダウンロード可能です

私は最新のRepetier-Host (v1.0.2)を使うことにしました。次に、Repetier-Hostの設定を行い、使うプリンタやフィラメントの設定をします

これらの設定方法はMP Select Miniのマニュアルにも書いてあるのですが、マニュアルに記載されている情報と現在のRepetier-Hostの設定画面で若干差異があったので、私の設定した内容を参考までに記載しておきます

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私は1.75mmのPLAフィラメントを使っているので、それにあった設定をしました。その他、設定するべき点は、プリントの出力範囲、横120mm、高120mm、奥120mm、ノズル径0.4mm、出力スピード55mm/sあたりでしょうか。ただ出力スピードは3Dモデルの形やフィラメントの種類で変わるようなので、どういうった設定があうのかそれぞれ調べる必要がありそうです

Slic3rというプログラムが、STLという3Dオブジェクトのデザインファイルから、これをどのようにして出力するのかプリンタに命令するgcodeファイルへ変換してくれます

そのため、このSlice作業をする場合は、出力したい3Dオブジェクトの形や使うフィラメント毎に行う必要があります。ThingiverseなどからSTLファイルをダウンロードする場合は、Sliceの設定なども書いてある場合があります。ただしこれは当人が使っているプリンタにも依存するので、そのまま使えるケースは少ないかも知れません

まず最初に何を出力するべきかは、前回の記事でも紹介しましたが、このプリンタのホットエンドを他社製品のものと交換できるようにするためのアダプターです。現状のままではノズルのトラブルやホットエンド自体のトラブルで本体を交換する羽目になってしまうので、それに対する対策です。また、ホットエンドを変えることでNinjaflexなどのTPU素材も出力できるようになります👍

私も早速アダプターを出力してみたのですが、最初Slicrの設定をしていなくてうまく出力されませんでした💦

フィラメントが3mmになっていたので、使っている1.75mmに設定変更して、ついでにプリンタのベッドサイズ、スピード等を設定したところ綺麗にプリントできました

失敗作と成功作。失敗作はフィラメントが3mmになっていたせいか、スカスカな感じでした

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その他にも友人のTinyWhoop用のケースを出力してみましたが、これも綺麗に出力できました。10倍の値段するMUTOH MF-1100より綺麗じゃないですか?👈これは設定が正しくできていないだけだと思うけど😅

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フタの方はまだですが、この下の方で9時間かかりました😓

格安3Dプリンター MP Select Mini 3D Printer

Monopriceの格安3DプリンターMP Select Mini 3D Printerを買いました

値段はなんと、$199.99、おおよそ2万円です💸

ここ最近ドローン(正確にはQuadcopter/Multi-rotorという)にはまっていて、既製品を使うというより自作路線の方向で楽しんでいるのですが、自作をしていると、とにかく部品の組み合わせで都合のいい部品やマウントがなかったりする事が多いです

特にカメラのマウント。カメラはかなり多くの種類があるので、自分のフレーム(機体)と使うカメラにぴったり合うものを探すのにいつも苦労しています

あったとしても、決まって海外のサイトなので、オーダーして到着するまでには少なくとも1週間は待つことになります⛴

その他にもThingiverseのような沢山の人たちが3Dプリントの図面をシェアしているサイトがあり、ここに多くのドローン向けのパーツが公開されています(アイデアも沢山詰まっててとても参考になる)。プリントしたいものが沢山ある✨

最初は国内で格安3Dプリントのサービスを使う事も考えたのですが(DMM 3Dプリントなど)、それでも1出力あたり小さいものでも500円〜3000円する印象でしたので使うまでには至りませんでした

探せばもっと安くできる方法があるのかもしれませんが、正直2万円でプリンター本体が買えるなら精算が合う合わないと言うより単純に面白そうなので買ってみる事にしました

本体についてですが、HACKADAYにあるレビューがとても参考になります

続編もあります。MODDING THE MONOPRICE MP MINI PRINTER

箱出しの状態でも十分に使えるようですが、より長く使うための交換部品やアップグレード方法などが記載されています。故障した際の互換パーツがないため、サードパーティー製の部品を取り付けられるようにするための部品をこの3Dプリンター本体で作るとは、素晴らしい

自分はまだ3Dプリンターの知識が全くないので本体の評価はできませんが、識者の意見で「素晴らしいプリンター」と言う事なので値段なりの製品であれば自分的には文句はないです。2万円ですしね

到着後、付属のSDカードに入っていたサンプルデータを出力した模様です。cat.gcodeというファイル名だったので、猫か、と思ったらまさかの招き猫でした

ドローン向けのパーツには柔軟性のあるTPU素材が壊れにくく適しているのですが、このプリンターでは箱出しの状態では使えないようです。TPUも出力できると商品説明には書いてありますが、先のレビューで無理だったという記載があります(“This printer uses a Bowden setup, so flexible filaments – Ninjaflex and Semiflex – are unusable. Trust me, I tried”)

とても残念ですが、できるようにするmod(改造)もあるようです?

実際にTPUを使って図面を出力している結果は出ていないのでなんとも言えないですが。先のレビューではextruderの仕組みがbowdenだから無理という説明なので、このmodではbowdenには変わりないような?この辺りは追って要調査ですね

とにかく2016年6月頃の発売からバカ売れしているようですよ。3Dプリンターも一家に一台の時代が近いですね〜